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アート
08/18
山田純嗣
黒い背景に、規則的に並ぶ白い群衆。細部を見れば一つ一つはそれぞれ異なる人の姿をしているが、画面全体で見ると模様のようになる。現実を見ながらも「絵画のようだ」と虚構を思い浮かべる感覚について考える作品。単純な形態の繰り返しで画面を作っているが、そこには、シュポール/シュルファスのヴィアラのそら豆型の形態の連続のような画面も意識にある。

展覧会歴

  • 2006年 「Independent ―イメージと形式―2006小品展」ギャラリーA・C・S

(06-33) CROWD

 

2006年

12×18.5cm

ポリコートパネルに印画紙、樹脂、インタリオ・オン・フォト

ed.3

作家蔵