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アート
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山田純嗣

 フォンテーヌーブロー派の画家の《ガブリエル・デストレとその妹》をモチーフとしたドローイング。
 周辺の描き込みにある動物は、全て対になっていて、主人公の姉妹の図像と関連づけた。それらは、近視眼的な観察を促し、一方、原画では中心となる情動的な表現をした部分は空白とし、見るものの記憶や想像で再現させることを試みた。原画のテーマとは違う部分に夢中になったり、何も描かれていない空白をみるという行為から、人は絵の何を見ているのかを問えたらと考えた。

展覧会歴

  • 2019年 「想像力 死んだ 想像せよ Imagination dead imagine」不忍画廊(東京)

(19-3) GABRIELLE D’ESTRÉES AND ONE OF SISTERS

 

2019年

30×40cm

BFKリーブ、鉛筆

個人蔵