フォンテーヌーブロー派の画家の《ガブリエル・デストレとその妹》をモチーフとしたドローイング。 周辺の描き込みにある動物は、全て対になっていて、主人公の姉妹の図像と関連づけた。それらは、近視眼的な観察を促し、一方、原画では中心となる情動的な表現をした部分は空白とし、見るものの記憶や想像で再現させることを試みた。原画のテーマとは違う部分に夢中になったり、何も描かれていない空白をみるという行為から、人は絵の何を見ているのかを問えたらと考えた。
(19-3) GABRIELLE D’ESTRÉES AND ONE OF SISTERS
2019年
30×40cm
BFKリーブ、鉛筆
個人蔵
フォンテーヌーブロー派の画家の《ガブリエル・デストレとその妹》をモチーフとしたドローイング。
周辺の描き込みにある動物は、全て対になっていて、主人公の姉妹の図像と関連づけた。それらは、近視眼的な観察を促し、一方、原画では中心となる情動的な表現をした部分は空白とし、見るものの記憶や想像で再現させることを試みた。原画のテーマとは違う部分に夢中になったり、何も描かれていない空白をみるという行為から、人は絵の何を見ているのかを問えたらと考えた。
展覧会歴