日本語
アート

2010

 2010年の作品。パールペイントを施した作品を作り始めた。
 写真はレンズの向こう側にある対象を写したものであり、出来上がったイメージは奥行きを感じさせる。そこに重ねた銅版画は、写真の表面にマチエールを作り出し、奥のものを見ようとする視線を遮る。その2つの関係に加えて、手前に進出してくる要素として、角度に応じて色を変えながら光を強く反射する偏光パールのペイントを施した。鑑賞者が絵の何を、どこを見ているのかということを考えたものだった。



作品画像、タイトルをクリックすると詳細がご覧いただけます。