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アート
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山田純嗣

 (17-5)の小品であるが、マティスの《赤いアトリエ》が、最終的に赤く塗られる前に、同一のキャンバス上で青や黄色などのバージョンを試していたという逸話から、実現されなかった色のバージョンを作ってみようとしたシリーズの1点。それらは、写真、エッチングは、全て同一のもので、パールペイントの色のみを変えたものである。この作品は、偏光パールの顔料ではなく、干渉色アルミ顔料によるクロマペイントを施してあり、見る角度によって色相が大きく変化する。

展覧会歴

  • 2018年 「絵画をめぐって –2・3・2-」日本橋髙島屋美術画廊X(東京)

(18-10) THE ORANGE STUDIO

 

2018年

37.5×46cm

ポリコートパネルに印画紙、樹脂、ラメ、干渉色アルミ顔料ペイント、インタリオ・オン・フォト

ed.1

作家蔵