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アート
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山田純嗣
白い背景に、規則的に並んだ白い群衆。細部を見れば一つ一つはそれぞれ異なる人の姿をしているが、画面全体で見ると模様のようになる。現実を見ながらも「絵画のようだ」と虚構を思い浮かべる感覚について考える作品。この人のモチーフは多くの作品に使用した。それは単純な形態の繰り返しで画面を作る材料としてだが、そこには、シュポール/シュルファスのクロード・ヴィアラのそら豆型の形態の連続のような画面も意識にある。

展覧会歴

  • 2006年 「Independent ―イメージと形式―2006」愛知県美術館ギャラリー(名古屋)

(06-36) CROWD

 

2006年

108×162cm

ポリコートパネルに印画紙、樹脂、インタリオ・オン・フォト

ed.3

作家蔵