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アート
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山田純嗣
雪舟の《恵可断臂図》をモチーフに作品化したもの。《恵可断臂図》では、筆の勢いを優先し歪まされた空間や、達磨の平面的な表現など、西洋の線遠近法とは違う東洋特有の絵画表現がされている。絵画の中でしか成立しないと思われるこれらの表現を、現実空間で立体で再現し、線遠近法的なカメラの目で見て絵画化するとどうなるか、虚構と現実が入り交じった表現を目指した。

展覧会歴

  • 2015年 「山田純嗣展 絵画をめぐって」Bunkamura Gallery(東京)
    2014年 「White Summer」パークホテル東京(汐留)
    2012年 「山田純嗣展 絵画をめぐって 死んでいるのか、生きているのか」不忍画廊 (東京)

(12-5) 慧可断臂

 

2012年

183×112cm

ポリコートパネルに印画紙、樹脂、パールパウダー、インタリオ・オン・フォト

ed.1

作家蔵