雪舟の《天橋立図》をモチーフにした作品《(12-4) 天橋立》のドローイング。《天橋立図》は、実景を現実には不可能な視点から描写していたり、地形の変更、モノクロームの表現など、絵画であるが故に可能になっている表現がたくさん含まれている。さらに山水画では珍しく、建物の名称などの文字が書き込まれているが、こういった些細な部分にも絵画ならではのことが含まれている。《(12-4) 天橋立》のモチーフとした立体の方では、実景の再現のみをしているが、文字などの絵画特有の細部はこちらのドローイングで描いて重ねた。
天橋立
2012年
89.5×168.5cm
トレーシングペーパー、インク、鉛筆
作家蔵
雪舟の《天橋立図》をモチーフにした作品《(12-4) 天橋立》のドローイング。《天橋立図》は、実景を現実には不可能な視点から描写していたり、地形の変更、モノクロームの表現など、絵画であるが故に可能になっている表現がたくさん含まれている。さらに山水画では珍しく、建物の名称などの文字が書き込まれているが、こういった些細な部分にも絵画ならではのことが含まれている。《(12-4) 天橋立》のモチーフとした立体の方では、実景の再現のみをしているが、文字などの絵画特有の細部はこちらのドローイングで描いて重ねた。
展覧会歴