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アート
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山田純嗣

 マティスの《赤いアトリエ》をモチーフとした作品。マティスの作品は、平面的な赤い空間に大小さまざまな絵画がリズミカルに配置されている。平面的な空間を立体で再現し、カラフルな絵画は白くした。絵画上でのバランスを考慮し、パースを歪めたり省略したりする部分がこの作品の肝の一つであることがよくわかった。赤い部分はグレーの写真の図像の上からパール塗装とラメを何層にも重ねることで描いた。

展覧会歴

  • 2019年 「情の深みと浅さ」ヤマザキマザック美術館(名古屋)
  • 2018年 「絵画をめぐって –2・3・2-」日本橋髙島屋美術画廊X(東京)
  • 2017年 「絵画をめぐって –影のない-」不忍画廊(東京)

(17-5) THE RED STUDIO

 

2017年

181×219cm

ポリコートパネルに印画紙、樹脂、ラメ、パールペイント、インタリオ・オン・フォト

ed. 1

作家蔵